第1回比叡山 International  Trail  Run  2015

あれから、かれこれ1週間がたちました。

あれから、というのはそう「比叡山 International  Trail  Run  2015」です・・・。お友達から誘われて、いつものように調子よく「わかったー!行くわ。なんとかなるやろ」と気軽にエントリーしたものの、日が近づくにつれて、ビビるビビる(笑)。「え?あんなガチなやつも行くんや」とそもそも驚かれたりして・・・。そう。あれは私ごときが行ってはいけないヤツでした。

スタート前は、最初の関門は心配だけど、行けるところまで行くんだ!と腹をくくり、気持ちをあげつつ、記念撮影。・・・でも、この3日前は、仲間とごはんを食べながら「行くのも迷ってる」だの「スタート地点までのアクセスが悪い」だの、当日の朝にも友達にLINEで「とりあえず、出てきた」と超超真後ろを向いてました(笑)。ま、なんとかなるだろう、このキモチだけが支え。


今回は、とりあえず走れるだけ走ろうと決めていたので、レース中の写真はナシ。

最高のお天気からこぼれる木洩れ陽はすごくきれいで、山の中は涼しかったし、寒いより暑いほうがいい私にとっては、絶好のトレイル日和だったと思います。が!走れない。というか、走るとこない。ひたすら登ってるやんーーー。ひーーーー。10Kのエイドでもうやめようかと思ったけど、次の10Kが今までの10Kより、少しでもラクなことを祈りつつ、とりあえず20Kまで行くか、と水を継ぎ足して、スタートしました。が!全然ラクちゃう!むしろしんどい!ひーーーー。

いろいろとリタイアする言い訳を考えていましたが、17K地点からの登りで「もう、言い訳せんでもええっ!」と私の中に何かが降りてきました。


心の中でずっとリフレインしてたのは「来たらあかんかった」「来たらあかんかった」でした(笑)。

あれを完走した人すごいなー。ああいう、ガチな世界もあるんだよね。私がいた後方部分は、それでもまったりしたムードもあったし、口には出さないけど、みんな「とにかく延暦寺会館まで帰ろう」という同じ想いを持って、(走れないから)ゾンビのように登ってました(笑)。もうしんどすぎて、列をなしてふらふらと登る姿に「地獄の針の山を登る絵図ってこんなかなー」とぼんやり考えて、一人で笑ったり。完全におかしいな。しばらく行くと、男の人が足がつったと細い尾根道をふさいで横たわっていました。「またいでください。目をふさいてるんで」って、フツーに面白いこともありましたが、もうヨレヨレでした。

なんとか20Kで勘弁してもらって、終了しました。来年行くかどうかは、全く未定です。

順位とかタイムとか気にしない私が、あんなガチレースに出ていいものか、チガウ世界を見た気分です。でも、走れずに悔しい気持ちがしたのも事実。「なんのために走るのか」と問われたようで、なんともいえない気分に(笑)。


この1週間は筋肉痛とブヨにさされたかゆみで走れずにいました。そして今日は雨・・・。

もともと長距離はニガテな私が、よくもまぁここまで走ろうと思えたのは、ほんとほめて欲しい(笑)。みんながレースの中、ひとりハイキングみたいで恐縮だったけどw、なんだかんだで比叡山をくだって登ったんだよね。がんばったよーーーー。とりあえず!ガチな人になるかはわからないけど、もう少し走れるようになりたいと思いました。もう少しだけ(笑)。

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コメント: 2
  • #1

    ヒザオ (金曜日, 05 6月 2015 16:39)

    比叡山、お疲れさんでした。 第1回でしたか。ボクも第1回というのは好きです。
    比叡山はケッコー登ってるので、道は大体知ってます。 東西南北、どちらへも行けるね。
    このブログで知ったので、来年は挑戦しようかなあ?

  • #2

    たびらん (金曜日, 05 6月 2015 21:39)

    ぜひ行ってください!
    私はわかりません(笑)。
    最初が渋滞したので、関門が30分延びました。それでも、無理でした…。